第53回 昭島市民くじら祭 夢花火

1961年に市内で発見された約160万年前のクジラの化石にちなんで始まった「昭島市民くじら祭 夢花火」は、東京都昭島市の夏を象徴する風物詩。第53回を迎える今回は、約30分にわたってスターマインを中心とした約2000発の花火が打ち上げられ、大輪の華が頭上に広がる。打ち上げ場所と観覧エリアの距離が近いため、音と光の迫力を間近で体感できるのが最大の魅力。花火大会は祭りの一部として開催されるため、日中から夜まで一日を通して楽しめるのも特徴だ。

花火の前には、クジラをかたどった山車が市内を練り歩くパレードが行われ、祭りの雰囲気を盛り上げてくれる。会場周辺には地元の商店や団体による模擬店が軒を連ね、飲食やゲーム、地元ならではの手作りグルメも楽しめる。さらに、アクションショーや音楽ライブなど多彩なステージイベントもあり、大人から子どもまで幅広い世代が楽しめる内容となっている。